気密の形成に

用途別適用事例:金属とガラスの接合

金属とガラスの接合には、両方の材料の間にシールを形成するため、金属を加熱しガラスを溶かすことが必要です。
このプロセスは気密を形成するため、電球やレーザー管の製造に用いられます。

ガラスと金属の膨張係数が異なるため、冷却やその後の製造工程では注意が必要です。
時には、ポリマー系の接着剤がシールを形成するために使用されます。

誘導加熱(IH)の金属とガラスの接合適用事例動画

高周波誘導加熱(IH)活用による利点

加熱後の冷却(クールダウン)の際、急激に冷却するとガラスが割れたりヒビが入ったりします。
Ambrell製誘導加熱電源は、残留応力を取り除きながらゆっくりと冷却されるよう、その一連の処理を加熱プロファイルとして設定することができます。
(外部入力なしで電源本体で設定可能です)
この容易な制御性により、デリケートな加熱処理を自動化することが大きな利点となり、製品のスループットを向上させます。

金属とガラスの接合に使われる高周波電源の出力レンジは、材料やプロセスによりますが、1から20kWです。

金属とガラスの接合のアプリケーションノート

金属とガラスの接合のアプリケーションノート(適用事例)を準備しております。
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