医療産業において、カテーテルの先端加工は欠かせない技術となっています。
カテーテル先端を丸くモールドすることにより、組織への最小の損傷はありますが人体への挿入が可能になります。
カテーテルの先端は、加熱された型にポリビニールチューブを押し当てることにより成型されます。
チューブにはワイヤを入れ、成型の間に先端が塞がるのを防ぎます。
カテーテル先端加工用の金型は、通常小さなステンレススチールで作られており、ブラス製の水冷ジャケットに収まっています。
ステンレススチールの金型には、インダクションコイルで加熱されるための 1/4 〜 3/8インチ径の先端があります。
誘導加熱を使った加熱は他の加熱方法に比べ多くの長所があります。
誘導加熱は信頼性、再現性に優れ、非接触でエネルギー効率の高い加熱を短時間に行います。
誘導加熱はまた、無菌カテーテルの生産に不可欠のクリーン加熱を提供します。
ソリッドステートRF電源は、極めて精密な生産精度を必要とする、カテーテル用金型のような大変小さな部分の加熱に適しています。
金型の熱は、挿入されたポリビニールチューブを溶かし型に流し込み、成型されます。
一定した加熱と型への流し込みを維持するために、精密な温度コントロールは極めて重要です。
金型の温度測定には赤外線パイロメータを使い、その信号は電源のPIDコントロールに送られます。
アメリサーム社(Ameritherm Inc.)のRF電源は、Ercon Incなどで作られているカテーテル成型システムにとって重要なコンポーネントです。
パーツやアプリケーションによって異なりますが、これらのシステムに使われる高周波電源は、1 〜 3kWです。
![]() カテーテル先端加工 |
このページのアプリケーションに関して、以下の資料を用意しております。
アプリケーションノートのお申し込み
私たちは常にプレシジョン高周波誘導加熱の新しい応用の評価や開発を行っております。
加熱したいパーツを送っていただければ、無償で評価し最適な機種の選定を行います。
パーツとプロセスのご説明をお送りいただき、そのプロセスで最も重要なポイントをお教えいただければ、最適なアドバイスをさせていただきます。
また、誘導加熱用電源の効率を最大限に引き出す機器の選定や生産ラインへの組み込み等、お気軽にご相談ください。